へんてこ映画は面白い①。

カメも驚くタートルズ@DJ亀淵

映画「アダプテーション」でニコラス・ケイジが演じているのは、この映画の脚本家チャーリー・カウフマン。「マルコヴィッチの穴」(面白かった!)の成功で、一躍次回作を期待される存在となり苦悩の日々という本当(?)の設定(笑)。
「脚色する事」が仕事のカウフマンが「適応する事」に悩む。ココロの叫びと現実行動とのギャップに、複雑な僕は悲しい(笑)ってな感じ。

そんなチャーリーの所に、超順応派の双子ドナルド・カウフマン(二役)がやって来て、辛い時も一緒に乗り切ろう!と「happy together」を歌いだした!>爆笑。
状況の変化によって、少しだけシアワセに近づいたチャーリーで幕となり、ここでも流れる本家タートルズの「happy together」。選んだ曲でやられた(笑)。


「適応」で思い出したのが「岡キョン」特集号(@文藝)で評論していた宮台氏のセリフ。「断腸の思いで断念した記憶が次のフィールドでの自己形成を深める」(私的要約・汗)。ううむ。


そのニコラス・ケイジなのだが、
87年の映画「「月の輝く夜に」の時、彼はシェールの恋人役で、とても素敵だったのだ。オペラ・コンサート会場の階段で、正装のニコラスがシェールに愛の指差しポーズ!想いつめたる熱視線!キャー髪の毛もフサフサ!(汗) はやいね、時の過ぎるのは・・・ああ〜04年俊輔カレンダーも最後の1枚となった。